「怒り」より「希望」を

私たちは18年前から「センス・オブ・ワンダーの心を伝える」活動をしています。

当時は小さな子供達を抱えていた私たちでしたので、仕事や家庭を留守にして集まるわけにはいかず、当時では珍しいネットを使った発信や掲示板での会議を通して年間1~数回の朗読会や森歩きをしていました。

そんな活動形態なので
「子どもたちに明るい未来をNET]と名乗っていました。
子供達の未来が明るいものでありますよう、という祈りをこめて

ところが、このフレーズは政治団体や宗教、環境ビジネスで
多く使われるようになりましたので
7年前にもっと私たちの想いが
伝わる名前をと「森のこころ音」(もりのこころね)に改名しました。朗読会は常に音楽と共にしていましたので。

18年前に環境活動をしている人たちは
「怒り」に満ちていました。
環境を壊す人、無関心な人、政治、へ。
活動のエネルギーが「怒り」から生まれているようで
正直、同じように見られると自分たちの想いが伝わらないと
思いました。

捕鯨船に火炎瓶なんか投げるから、なおさら
「環境、なんて言っている奴らは頭がおかしい」とまで
言われていた時代でした。

でもそんな中でも、ずっと静かに自然を愛し
センス・オブ・ワンダーの心を愛する人はいたのだ、と
メンバーから紹介されたYouTubeを見ながらしみじみと
思いました。涙が出ました。

https://youtu.be/h9mBDATqQMk

今は17項目のSDGsを意識して活動をするようにというのが
国全体の動きになっています。
それは素晴らしいことです。

私たちはシンプルに、これからも18年前からの
「センス・オブ・ワンダーの心を伝える」活動を
続けていきたいと思っています。