センスオブワンダーin長浜
森のこころ音
センスオブワンダーin長高水族館
2つの動画、トップ画像が似ていますが、内容は違います。
以下に朗読部分を記載しています。是非、両方をお聴きください。
ギター演奏 愛媛県立長浜高等学校理科教諭 長高水族館顧問 門田将和先生
朗読1 グリーンスリーブス
(レパートリーに無いこの曲をご多忙中、短時間で仕上げてくださいました)
朗読2 ロンドンデリーの歌
朗読 元テレビ愛媛アナウンサー 森のこころ音 会員 河野真紀子
朗読1
朗読2
朗読1*****************
子どもたちの世界は、いつも生きいきとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、私たちの多くは大人になるまえに澄み切った洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直観力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性」を授けてほしいとたのむでしょう。
この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。
(ギターソロ)
妖精の力にたよらないで、生まれつき備わっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界の喜び、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。
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朗読2****************************
引き潮時に海辺におりていくと、胸いっぱいに海辺の空気を吸い込むことができます。いろいろなにおいが混じりあった海辺の空気に包まれていると、海藻や魚、おかしな形をしていたり不思議な習性をもっている海の生き物たち、規則正しく満ち干をくりかえす潮、そして干潟の泥や岩の上の塩の結晶などが驚くほど鮮明に思い出されるのです。
(ギター 演奏開始)
地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力を保ちつづけることができるでしょう。
鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。
自然がくりかえすリフレイン-----–夜の次に朝がきて、冬が去れば春になると言う確かさ-----–自然がくりかえすリフレインのなかには、かぎりなく私たちをいやしてくれるなにかがあるのです。(50秒)
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