今治自然塾
私が何故 小さな小さな活動ですが
環境教育活動をしているか・・・・
それは長男が生まれて初めて腕に抱いたときに思ったことが原動力になっています。
これから環境は悪化していくだろうということを知識としては知っていましたが
生まれたばかりの我が子を見て、ああ、いつか私はこの子よりも先に
この世から居なくなり、守ってやれなくなるんだなあ、と思ったことです。
その思いは、あれから20年以上経った今も変わらず持ち続けています。
個人が小さな活動なんてしても、たかがハチドリの一滴で
自己満足に過ぎない、という声もありますが
子供達の未来が少しでも良くなるために
一人一人が出来ることは日常の小さなことに「気づき」
「実行」していくことくらいしか無いと思うのです。
倉本聰さん率いる「富良野自然塾」は、そのことを
素晴らしい教育プログラムによって、気づかせてくれるものです。
そこで研修を受けたスタッフが教育プログラムを提供する
日本で2番目の「今治自然塾」。
初めてそこを訪れたときの喜び
そして教育プログラムを受けたときの感動
一人でも多くの方と共有したいと願って昨年より「森のこころ音」主催イベントとして
みなさんをお誘いして実施しています。
雨天でも雨具を着て実施するプログラムですが、11月のイベント当日は降雨量が多く
延期にして、本日再挑戦となりました。
とても寒い、年末の日曜日でしたが、14名の方がご参加くださいました。
長浜高校水族館部顧問の門田将和先生のギターと河野さんの朗読
急遽参加した息子のフルートによるセンスオブワンダーの朗読の後
インストラクターの神原さん、ゆきさんのご指導のもと、教育プログラムを
受けさせていただきました。
終了後はみなさんから一言ずつ感想をいただきました。
とても意識の高い、気持ちの良い方々とご一緒できたことを
心から嬉しく思いました。
今年最後の活動、心震える素晴らしい一日となりました。
みなさん、本当にありがとうございました。
皆様へのご挨拶として、私がなぜこの活動をしているか、ということを
お話する形で、息子に伝えられたことが本当に嬉しい出来事でした。(井上)