Hommage 星野道夫の世界  ご来場ありがとうございました!

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(撮影:appleroseさん)

まだ本番の映像がありませんが、ほぼ満席に近い皆様にお越しいただき
本当にありがとうございました。

星野直子さんの優しい語りや
大西由高さんをはじめ、ピアニストの木元優希さん、ゲストのしばきや本舗さんの
演奏も大変すばらしく、良い会になりましたこと、心よりお礼申し上げます。

音楽を聴きに来る、中高校生に、星野さんの思いや言葉に触れてほしい・・・
星野さんの世界を愛する方々に、地元の若手アーティストの演奏を
聴き、知っていただきたい・・・・・

その思いは伝わったと思っています。
星野さんからは、終始真暗で、とご希望されていたのに
手違いで、しばらくの、客電がついている間の映像が
非常に見づらいものとなってしまい申し訳ありませんでした。
最後に星野道夫さんが残した若いひとたちへのメッセージを伝える直子さんの
言葉に多くの人が感銘を受けられたようです。

この言葉は、書籍ではなく、以前雑誌に、「アラスカからのメッセージ」というタイトルで掲載されたものです。
「ペンギン」VOL2 SEG出版 1993年11月・12月号

打楽器演奏を客席でお聴きくださった星野直子さんからは
こういう演奏会は初めてだったけれど、とても良かったと
心からの賛辞をいただきました。
大事な大事な亡き夫のスライドをそのままに、という直子さんのご希望・・・
それに気づいたのは、空港にお送りして、バッグを預けるときに
荷物からスライドを出して、大事に胸に抱えて搭乗口へ向かわれた姿を見たときでした。

そして、クリアに見えるように、その場ですぐにデジタル化できるのに、
直子さんの気持ちを汲んで、プロですから、もっとクリアな画面に
することなど技術的に簡単であったのに、あえて、批判を承知でそのままで投影してくださった
映画センターの三好さんに、私は心からの賛辞を送りたいと思います。

今日のイベントで残念なことは映像が暗かったということ、と
みなさんが思っておられると思いますが、私の友人たちは、直子さんの語りから
星野道夫さんへの愛を感じて、とても素敵な時間だったと言ってくれました。

打楽器奏者の大西由高さん・・・・
オーロラボレアリスの演奏に際して
第一章 アラスカの自然
第二章 直子さんとの出会い・・・愛を感じながら
第三章 星野道夫さんの言葉のように苦難を乗り越えていくこと
をイメージして演奏されたようです。
会の趣旨を理解し、一体となったステージを作ってくださったことも
とても嬉しいことでした。

昨日の楽器搬入時の大雨、今朝のいくつかのトラブルでどうなることかと思った会でしたが
本当に素敵な時間となりました。
ご来場くださった、たくさんの皆様、本当にありがとうございました!

星野道夫事務所の公式HPにこの会が、詳しく紹介されています。

井上

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